[江戸川区図書館]
2010年の福島の原子力発電所の事故の後に書かれている本で、もちろんチェルノブイリ同様、文中にも出てくる。ただ、その二つ以外にも3つほど、比較的大きな原子力事故があったことも初めて文中から知って、自分も含む、恐らく社会の無知レベルと報道の偏りについて思い知らされた。
ちょうど元素周期表について先日触れたところなので、少しは原子や電子、コバルトやウランなどの用語についても耳にした記憶があったのかどうか。高望みはしていないが、キュリー夫人同様の科学者がいたこと(私自身その点についても無知だった)など、少しでも「何か」について見聞きしてくれているといいいな。
2巻では1巻に比べればさらりと読めたけれど、コバルト60という、放射性同位元素を初めて耳にした。コバルト=綺麗な宝石?(金属)としてしか認識していなかったので、その類似品というか複合物との違いにびっくり。本当に博士の開発したような、放射性物質をエサにする特殊なバクテリア、もしくはその他の解決方法が見つかるといいな。…でもこのバクテリア自身も放射性物質にきっとなるんだよな、それはどうするんだろう、、、そしてアインシュタイン号は宇宙デブリとなっちゃうんだよな、、、。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
子どもの読書履歴(読み聞かせ)
- 感想投稿日 : 2016年12月8日
- 読了日 : 2016年12月8日
- 本棚登録日 : 2016年12月8日
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