11年前の大晦日に、生後間もなく、半分に割ったロケットの片割れと手紙とともに孤児院の玄関先に置いていかれたアニーは、両親の迎えを待っていた。
孤児院や学校では、辛く希望のない毎日。
両親の迎えを諦めたアニーは、自分から両親を探しに行く決意をし、孤児院を脱走する。
ミュージカルや映画で有名な「アニー」を小説に仕立てた作品。
元々は「小さな孤児アニー」というコミック・ストリップ。
孤児アニーが散々苦労しながらも、持ち前のバイタリティと明るさで周りを明るくし、最後は全米一の大金持ちの養女になるというサクセスストーリー。
単純明快なお話ながら展開が速くテンポが良いため引き込まれる。
主人公は11歳から12歳の少女だが、ストーリーも心理描写も背景も単純なので、むしろ中学年向きと考える。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書
- 感想投稿日 : 2016年5月17日
- 読了日 : 2016年5月17日
- 本棚登録日 : 2016年5月17日
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