万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年4月24日発売)
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もともとは図書館のリサイクル本で「千里眼シリーズ」を中途半端にもらってきたのが原因。
作者のほかのシリーズを先に読んでみようと手に取ったのがこれ。
後で、綾瀬はるかが主演映画してたやつだと気づく。
あれ、見たかったけど、見に行けなかったんだよなあ。
で、本作であるが、読みやすいのと読みづらいのが交差していて、なんとも評価しがたい部分がある。今のアニメのように、シーンがバンバン変わっていくのだ。
しかも時系列もバラバラ、過去かと思えば、現代~またその反対もしかりで。
しかし、作者の力量がすごいので、シーンがバラバラでもちゃんと読めてしまうという厄介者。
おそらく、ちゃんと頭の中で絵コンテが切れているのであろう。
読みながら映像も出やすいし。
主人公の莉子が、ちょっとした勉強法を知って、知識が増えていくのは楽しい限り。
全12刊あるそうだが、さっそく、続きが読みたいのです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 万能鑑定士Q
感想投稿日 : 2017年2月9日
読了日 : 2017年2月9日
本棚登録日 : 2017年2月9日

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