凍りついた香り

著者 :
  • 幻冬舎 (1998年4月1日発売)
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本棚登録 : 294
感想 : 49
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弘之の美しい鼻、あらゆるものを分類していく姿、数式を操り回答を導く様、それら1つ1つに色気があり、ため息が出た。

また、プラハの描写も丁寧で、目に浮かぶよう。

小川洋子先生は、よほど数学が苦手と見える。なぜなら、小説を通して、数式を操る人に対する尊敬と憧れの感情が溢れ出て伝わるからだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2012年4月12日
読了日 : 2012年4月12日
本棚登録日 : 2012年4月12日

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