弘之の美しい鼻、あらゆるものを分類していく姿、数式を操り回答を導く様、それら1つ1つに色気があり、ため息が出た。
また、プラハの描写も丁寧で、目に浮かぶよう。
小川洋子先生は、よほど数学が苦手と見える。なぜなら、小説を通して、数式を操る人に対する尊敬と憧れの感情が溢れ出て伝わるからだ。
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- 感想投稿日 : 2012年4月12日
- 読了日 : 2012年4月12日
- 本棚登録日 : 2012年4月12日
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