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好きなものミステリ。苦手なのはホラー。ただいま北森鴻月間。
レビュー by (゜Д゜|||)さん
マンハッタンの高層マンションを舞台にしたミステリ。
高層マンションといっても年代モノで他にも、時計塔、ギロチンなどミステリにはたまらない幻想的な要素も満載です。
コロンビア大助教授時代の御手洗の活躍が堪能できる一冊。
各章によっては時系列や語り手が代わるが、ややキレがないため全体像がぼやけている感じがする。
時系列はともかく、語り手は一人に絞っておいたほうが分かり易かったかもしれない。
また全編を通して御手洗が大人しめな印象。(若いからかな?)
それでも、後半に掛けて摩天楼を冒険する件は相変わらずの臨場感で手に汗握る。
こういったスペクタクルな場面構成はさすがの一言。
またトリックも壮大すぎて普通なら「有り得ない」と思うのに、島田作品ではそんなこと微塵も感じない。
語り手と同じく、唖然とさせられるばかりなのも流石。
また終盤の犯人と御手洗との遣り取りもなかなか。
久々に御手洗を格好良いと思った。
レビュー登録日 : 2011年10月02日
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