監督、脚本 伊藤匡史
能年玲奈と石原さとみの姉妹が可愛すぎる。石原さとみ、こんな一風変人な役もできるのか、とより一層好きになった。
人生を台無しにされ失うものがなくなった男が、まっすぐな人生を捨てて人を欺く道を選ぶ。しかし、自分が原因で同じように人生を台無しにされた姉妹のために、“正義の詐欺”を行う計画をする。
阿部寛もこういう大人の男役がすごくハマっている。村上ショージは非難の声が大きいが、逆に不器用な感じが出ていて適任だと思った。
脚本は少々雑である。もしタケがテツの居場所を突き止めなかったら、結局この物語の一番のテーマである、詐欺師のテツが人生を見つめ直すというのは実現できなかったのではないか。
ただお父さん指とお母さん指のエピソードは心にしみた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2016年2月18日
- 読了日 : 2016年2月16日
- 本棚登録日 : 2016年2月18日
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