サラリーマンの9割は税金を取り戻せる - あらゆる領収書は経費で落とせる【増税対策編】 (中公新書ラクレ 478)

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  • 中央公論新社 (2013年12月9日発売)
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感想 : 58

サラリーマンの節税についての本。ふるさと納税を除くと、この本にあてはまりそうな人はほとんどいなさそうな気がするのだけど、どうなんろう?
ただ、医療費控除についてはもっと知られたほうがいいと思う。父親は去年、入院したというのに、領収書捨ててしまって医療費控除ができないらしい。
だいたい、妻一人、子供一人のサラリーマンはだいたい収入の20%が税金としてとられるらしい。そう考えると多いよなぁ。これは、先進国の中でも高い部類らしい。いったい、何に使われてるんだか……。
掛け捨てより貯蓄性のある生命保険に加入したほうが、性目保険控除も多く適用されて有利という話には目からウロコ。確かに言われてみれば納得なのだけど、それは気づかなかった。
それと、あまりよく分かってなかったけど、扶養控除って適用できる範囲が思ったより広いんだなと。6親等以内なら扶養控除にできるらしい(姻族なら3親等以内)。一緒に暮らしていなくてもいいのだとか。うちの祖母ってそういえばどうなってるんだろう。誰の扶養にもなってなかったら、損だよなぁ。
後、場合によっては温泉利用で医療控除を受けられるという話も驚いた。調べてよさそうだったら、よく温泉に行ってる父に話してみようと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館から借りた
感想投稿日 : 2016年2月25日
読了日 : 2016年2月23日
本棚登録日 : 2016年2月24日

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