トランプ政権を中心とした、世界情勢についての本。
それにしても、アメリカのマスコミって偏ってるところばっかりなんだなぁ。しかも、民主党支持のマスコミが多いのだとか。メディアのほとんどが前回投票した人のみに調査した結果でクリントン優勢としているなか、次に投票する意志がある人の調査でトランプ優勢としたロサンゼルス・タイムズはトランプ寄りだと叩かれたのか。日本と違ってどっちかに寄ってるマスコミだけど、結局叩かれる時は叩かれるのか。
なお、民主党よりのメディアもこぞってトランプ氏の問題発言をとりあげてたのだけど、それによって視聴率があがってよかったのだとか(ただし、その影響でトランプ支持も増えたらしい)。
で、日本はアメリカの記事をみてニュースにするもんだから、どうしても反トランプな記事が多くなってしまうのだとか。実際には大統領になれたぐらいなのだからトランプ支持のほうが多いそうなんだけど。まあ、普段の人柄は良いみたいだし、がんばってほしい。
それにしても、ケリーとかいうキャスターはトランプ氏に他局の番組で侮辱的な発言をして注目され、10日間休んだらしい。それはいいのだけど、その時のコメントが「報道に携わる自分自身が取材対象になるのは居心地が悪い」って……。その居心地が悪いことを普段からしてる側だと言ってるようなもんだと思うのだけど、いいのか? 居心地が悪いのはあくまで、報道する側だからとでもいいたいのだろうか?
なお、イギリスがEUを離脱するのはある意味、必然だったのだとか。EU離脱が決まった時は驚いたけど、この本読んだら別に驚くようなことでもなかったんだなと思った。後、ブレグジットってイギリスの『Great Britain』の『Britain』と『Exit(出口)』を足した用語なのか。覚えられなかったけど、意味が分かったら覚えられそうな気がする。
ところで、本題とは関係ないけど、ちょっと気になったのが、"一段落"という言葉の一の部分に"ひと"とふりがなをうっていたこと。正しくは、"いちだんらく"なのだけど、なんでわざわざ読み間違えのほうをふりがなにしたんだ。何か意図があったんだろうか。本当に間違えてるのなら、ふりがなにする必要なんてないような気がするのだけど。
- 感想投稿日 : 2017年7月22日
- 読了日 : 2017年7月21日
- 本棚登録日 : 2017年7月22日
みんなの感想をみる