教養としての10年代アニメ (ポプラ新書 ま 5-1)

著者 :
  • ポプラ社 (2017年2月10日発売)
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感想 : 14

一時期、「週20本以上のアニメ視聴」を前提とした授業で話題になった、近畿大学の非常勤講師による2010年代のアニメ論の本。
主にテレビアニメについてとりあげているため、『君の名は。』やオンラインゲームを舞台にしたアニメについて取り上げているところでは『サマーウォーズ』についての記述はなし(ただたんに、著者の好みではないだけかもしれないけど)。
主に取り上げられているアニメは、『魔法少女まどか☆マギカ』『中二病でも恋がしたい!』『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』『ノーゲーム・ノーライフ』『ソードアート・オンライン』『とある科学の超電磁砲』『COPPELION』。この中だとまどかしか見たことがないので自分は教養が足りてないのだと思う(COPPELIONというアニメなんて、名前自体初めて聞いた)。
それと、ライトノベルの命名がネット管理者だということを初めて知ってちょっと驚いた。どっかの出版社か批評家がつけたものかと。そういわれてみれば、昔はキャタクター小説と呼ばれていた気がする(確か、大塚英志がそう呼んでいたような)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館から借りた
感想投稿日 : 2017年5月21日
読了日 : 2017年5月21日
本棚登録日 : 2017年5月21日

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