バグをできるだけなくそうという考えの本(著者によると、正確な仕様が与えられるならゼロにできるとのことだけど)。
ユニットテストが逆にバグを増やしてしまうというのは悲しい話。自分はテスト用のコードを書くことって滅多にないのだけど、本来は書いたほうがいいとは思ってるので気をつけたい(結局、面倒に思って書かなそうだけど)。
コードのサンプルもいくつか掲載されてたのだけど、全く持ってどう読めばいいのか分からないコードもあった。醜いコードは時間をかけて修正しましょうとのことだけど、それ以前の問題か……。
ところで、英語圏で俳句ってまったくもって意味がわからないのだけど、どういうことなんだ?(HaikuというBeOSを再現しようとしているOSがあるらしい)。エラーメッセージが俳句とのことだけど、どこがどう俳句なんだと。この本は翻訳本なのでちゃんと日本語での575も書かれてるのだけど、訳者はよく考えたなと思う。
ただ、俳句はがんばってるのに全体的にどうにも読みにくい。アマゾンのレビューにも書かれてあったので覚悟はしてたけど、いかにもな訳。特に、演算子のオーバーロードの話の後に、「彼女はどの機能も使うことはありませんでした。特に除算は。」ってもう、使ったのか使ってないのかどっちなんだよと。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年8月12日
- 読了日 : 2017年8月12日
- 本棚登録日 : 2017年8月12日
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