UXの時代――IoTとシェアリングは産業をどう変えるのか

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著者 : 松島聡
amano225さん 図書館から借りた   読み終わった 

UX=「ユーザーにとっての体験価値」を最大化する時代になっているという話の本。
IT投資の対GDP比率は日本は4.7%と、世界平均の4.0%を上回っているらしい。意外に高いんだなと思ったら、ただたんに今までの業務を電子化したものが多いのであって、IT化することによるイノベーションというのはうまれていないのだとか。確かに、うちの会社で請け負っている仕事の内容を考えると、そんなものばかりかも。まあ、それだけイノベーションというのは難しいことなんだろうなとは思う。
というより、そもそも日本はイノベーションが起こりにくい環境にあるらしい。業種によって関わってくる省庁が異なってくる上に、それぞれに必要となる法律も異なってくるから、別々の業種を組み合わせたような新しいビジネスというのは非常に作りにくいのだとか。この本にも行政とのやり取りが書かれてあったけど、思ったよりひどかった。建物の用途が変わると届け出しなきゃいけないので、例えば昼に倉庫、夜にフットサル場と使う施設を考えた場合、毎日申請する必要があるが、確認済証が出るまでは1ヶ月以上かかるので実質無理なのだとか。んなアホな。
なので、新しいビジネスを興すときにはまず関連する法律をしっかり研究することが必要で、できることなら法律の専門家を早いうちに仲間に加えるのがいいとのこと。やっぱ、イノベーションって大変だなぁ。
後書きには今ほど起業しやすい時代はないとのことだけど、まだまだ躊躇する人が多い気がする。

レビュー投稿日
2017年4月18日
読了日
2017年4月18日
本棚登録日
2017年4月18日
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