amayさん
沼田 まほかる
双葉社 (2007年08月)
読み終わった
第三部なかったらきっと星3つだったが、老人と猫の労わり合いがとても良い上に、飼い猫の死があまりにも上手に書かれており、数年前に亡くなった自分の老猫の最期と重なり涙なくしては読めなかったので、星4に。恐らく猫を飼った人とそうでない人とで、全く評価が...
有吉 佐和子
新潮社 (1965年03月)
有吉佐和子の紀州弁が含まれている小説はいいなぁ。女性の一生を描かせたら有吉は素晴らしい。紀ノ川に通じるものもあるが、また違う趣きの作品。 読み応えがあり、途中なかなか止められない小説だった。自分の母親にも、母親としての自分にも似ていない郁代なの...
Louis Sachar
Laurel Leaf (2001年08月14日)
子供向け小説とあったが、あまりにも評判が良かったので思わず購読。 何世代も越えて、「運命」に導かれて出会って行動した二人。こんな話もありでしょう。確かに世の中は狭いんだ、だからあり得ない話でもない、と思わせてくれる本。現在につながる昔の話が所々...
青山 七恵
中央公論新社 (2011年11月24日)
「ひとり日和」を読んで以来久しぶりの青山七恵。「ひとり日和」は雰囲気は思い出せても、ストーリーは全く思い出せず(そもそもあんまりストーリーがなかったような印象)。この作品は、あの雰囲気はありつつも、ストーリー性もあった。 読んでいる間は途中まで...
いしい しんじ
新潮社 (2012年02月29日)
タイムリーな内容なので読んでみた。独特な空気感が漂う小説で、比喩もなんとなく分かるようなものもあれば分からないようなものもあり・・。好みでもなかったが、それなりに読めた。胎児/新生児の心の描写が面白く<想像に過ぎないんだろうけど、事実であってもお...
文藝春秋 (2011年07月08日)
有吉文学の傑作!との紹介だったのでとても期待してしまった分、星の数が三つになってしまったか。 もちろん、面白い。構想も良い。最後も有吉らしい。ただ、例えば紀ノ川を読んだ後の充実感、余韻を味わえたかと考えると物足りなさを感じた。それぞれのエピソー...
浅田 次郎
講談社 (2004年10月15日)
感想は1巻にて
感想は1巻にて
やっぱり浅田次郎はストーリーテラーとして素晴らしい。読み終えてまずはそんな感想が浮かんだ。 元々苦手な歴史もの、更にはもっと苦手な中国もの。なのにとても楽しめて、どんどん読み進められた。初めは、何が史実に基づいていて何が創作なのかが気になったが...
北 重人
文藝春秋 (2012年04月)
澤田瞳子
徳間書店 (2012年03月06日)
読みたい
金 石範
岩波書店 (2012年02月29日)
窪 美澄
新潮社 (2012年02月22日)
長岡 弘樹
双葉社 (2011年09月15日)
伊東 潤
新潮社 (2012年01月27日)
羽田 圭介
河出書房新社 (2012年01月13日)
瀬尾 まいこ
集英社 (2011年01月26日)
スティーヴ・ハミルトン 越前敏弥
早川書房 (2011年12月08日)
辻村 深月
角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年02月26日)
小松 重男
ベストセラーズ (2011年02月19日)
リリアン・R・リーバー ヒュー・グレイ・リーバー
ソフトバンククリエイティブ (2011年04月27日)
笹生 陽子
文藝春秋 (2011年06月)
三浦 哲郎
新潮社 (1989年04月)
樋口 有介
中央公論新社 (2009年02月)
三島 由紀夫
新潮社 (1968年07月)
山本 一力
講談社 (2011年11月18日)
川上 未映子
講談社 (2011年10月13日)
楊逸(ヤンイー)
朝日新聞出版 (2011年10月07日)
S・J・ボルトン 法村 里絵
東京創元社 (2011年09月21日)
久保寺 健彦
双葉社 (2011年07月20日)
ケイト・サマースケイル Kate Summerscale
早川書房 (2011年05月20日)
ジョー・ゴアズ 坂本 憲一
扶桑社 (2011年06月01日)
佐江 衆一
新潮社 (2010年07月)
石井 睦美
講談社 (2010年06月26日)
藤澤 清造
新潮社 (2011年06月26日)
ちょっと気に入っている西村賢太が傾倒している作家で、しかも西村が編纂に関わっているので気になり読んだ。 私はこのような作品は好きだ。相当な粘着性でもって主人公「私」の心情・会話が描写される。でもこれが飽きさせない。そしていつしか自分もその時代に...
桐野 夏生
文藝春秋 (2011年02月15日)
感想は上巻で。
読んでる間は引き込まれた。これは桐野作品の期待通りのもの。しかし、余韻がなかったんだよな・・。読み終わった時は「ふぅ」と思い、なかなか読み応えのあるものを読んだという満足感はあった。でもその先の感情が残念ながら湧かず。というわけで星3つ。 人が...
恒川 光太郎
新潮社 (2011年04月26日)
好みのタイプの小説ではないけれども、充分楽しめた。 この世界にとっても近い異次元の世界の話、とでも言おうか。手を伸ばしたらひょっとしたら自分もこういう体験ができるのでは?と思わせてくれる所が良い。そして、「美奥」という地名を通じて全ての独立した...
角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年09月01日)
桐野作品にしては、なんだか人物描写もプロットもリアリティも雑だなぁ、という印象。 面白かったけど、桐野作品から通常得られる引き込まれ感と余韻がなかった。人物描写がいつもほど丁寧ではなかったし、さすがに犯人につながるルートがあっさり発見でき過ぎだ...
新潮社 (2005年01月26日)
うーん、図書館の予約待ちがやっと順番まわって来て、期待していただけに残念。もう、「低俗」の一言に尽きてしまう内容だと思った。 別にエロイ、グロイ話は嫌いではない。桐野夏生の「グロテスク」なんてそうだったけどあれは大好きだった。でも桐野作品と違っ...
丸山 健二
文藝春秋 (1967年07月)
娯楽作品であっても、読後「あー面白かった、読んで良かった」と思えて、満足感を覚えられたものは沢山ある。しかし、本書のような「本物」に出会うと、満足感と共に心が震える。3つの短編、どれも心が震えた、出会って良かった本。 無駄のない文体。淡々と日常...
上田秀人
徳間書店 (2011年09月28日)
時代物を今まであまり好んでいなかったが、新聞の書評で評判が良かったので読んでみた。面白かった。大奥の、女の争いが衝撃的で「大奥内の争いに比べたら表の争いなど児戯でしかない」という言葉には笑ってしまった。「江」を見ていて大奥の創設の由来を知り、元の...
Ferdinand Von Schirach
Chatto & Windus (2011年03月01日)
淡々と話を進めて行く文体なので、物凄くスリリングな内容という感じはしないが、忘れてはならないのはこれは小説ではなく全て「実際に起きた事」であるという事。そう思って読むと派手さはなくても、内容は確実に面白い。 興味深かったのは、結果の多くが「血の...
吉田修一
朝日新聞出版 (2011年09月07日)
最後が良いと☆を増やす傾向にあるが、今回は逆に減らす事に。 吉田修一にしては読後感の余韻がない!! という不満大。 出だしでは夫に捨てられた若いシングルマザーの暗い話なのかと想像したが、全く違って明るく爽やかな内容。横道世之助系(あっちの方が私は...
伊坂 幸太郎
新潮社 (2007年11月29日)
細かい字でびっしり書かれた読み応えのある本であるのと、最後にポロっと涙を流してしまったので☆5つ。 話自体は所謂ご都合主義であったり、現実味に欠けていたりしたけど、それを補ってあまりある構成(時間、場面の遠近間や両者の想定外の接近)と魅力的な会話...
畠中 恵
角川グループパブリッシング (2008年04月25日)
時代物は敬遠していたが「秋月記」を読んで時代物もありかな、と思い本書も読んだ。 時代物にミステリーの要素も加わった内容で、先を気にさせる展開に。主人公兄弟のやり取りも漫画的で面白く、楽しめる作品だった。 私が小説に求める現実味や感情移入してそ...
三浦 しをん
文藝春秋 (2009年10月)
直木賞受賞作なので期待していたのに、ちょっとがっかり。これだったら「風が強く吹いている」の方が断然良かった。 面白いんだけど、多田と行天のキャラクターややり取りも好きなんだけど、構成もいいんだけど、なんか全般的にゆる過ぎる上にリアリティもなく、...
講談社 (2004年05月21日)
吉田修一の「横道世之助」を彷彿とさせたが、あちらの方がドラマチックで余韻があったのが☆の数の違い。 陣内くんのキャラクターは大好きだった。よくこんなセリフを喋る人物を描けたな、と作者の感性と発想に感心しきり。短編と見せかけて全てがつながっている構...
葉室 麟
角川グループパブリッシング (2009年01月26日)
特に展開が気になって仕方ないような内容でもないが、読後感が良く、余韻を楽しめたので☆4つ。 時代物はどうしても感情移入ができないので敬遠していたが、書評が高かったので読んでみた。間小四郎の、怖がりな故に強くなろうという姿勢、そして本来の性分であろ...
Tom Rob Smith
Grand Central Publishing (2009年04月01日)
当然、3部作を順番に読んだので半年程前に読んでいたものの、レビュー書き忘れている事にAgent 6 のレビューを書いた後気付き。 何より題材が、本物の事件(しかもものすごく衝撃度の高い)にしている点で面白くて当然、な気もする。でもそれを魅力的な登場人物と...
Simon & Schuster (2011年07月01日)
面白かったけど・・やっぱり1作目を越えられず残念。まずこの作者は、2作目でもそうだったけど生かして欲しい重要人物を殺し過ぎる(笑)。 ストーリーは面白かったし、相変わらず次はどうなるの?と思わせながら読ませてくれる展開。また、ソ連によるアフガニス...
津島 佑子
毎日新聞社 (2011年01月27日)
最後の最後が良かったので☆3つになったが、そうじゃなかったら2つの所。 まず構成が好きになれなかった。一人一人の『報告』という形が鬱陶しくて。自然を装った各メールの文体も痛く感じた。だいたい、何を何の為に報告しているのかも分からなかったし、自衛隊...
さだ まさし
幻冬舎 (2011年08月04日)
題名と表紙画像からして、どうせ交際相手が若いのに病気になって死んじゃう内容でしょう・・と思ったが良い意味で裏切られた。 読み易いし、展開も気にさせてくれるし、綺麗にまとまっているがなんとも現実味がなく、すーっと読み進めておしまい、という感じ。 ...
西村 賢太
新潮社 (2010年01月28日)
5でもいいんだけど、なんとなくこの作者とは長い付き合いになる気がしているのでここは☆4に決定。 この人の作品には磁力がある。私小説はやっぱりこうじゃなきゃ、と思わせてくれる。生半可なネタの開示ではだめなのだ。徹底的に自己を曝け出し、卑下しつつもナル...
桜木 紫乃
新潮社 (2011年08月)
面白かった。「硝子の葦」を書いた同じ作者とは思えない程作品に血が通ってた印象。全体的に旅芸人的に芝居じみているが、娯楽本としては良かった。 次どうなる?という期待を抱かせてくれる。自分とは全く違う世界に生きる人達の生き様が活き活きと描かれていて...
浅田 次郎 吉野 仁
講談社 (2002年12月13日)
浅田次郎ゆえの面白さはあったものの、引きずり込まれる、とか心に残る、という事はなく娯楽本として合格といった所か。 過去と現在が織り合って、読んでて楽しい。特に、海軍・陸軍の話は雰囲気もあったし、戦時中の豪華客船とその乗組員達の人間性・ドラマも良...
香納 諒一
PHP研究所 (2010年09月08日)
とてもつまらなかった、の一言以外思いつかず・・。ハードボイルドらしいが、胸ときめかせてくれるような決めセリフも、許せるナルシストも、今までの生き様が気になる男も登場せず。ひたすら、早く終わらないかな・・と思いながら読んだ本。 殺し屋の正体にもま...
講談社 (2000年02月10日)
太宰の文才は太田治子ではなく津島佑子に継がれたのね、が第一印象。 高子の奔放で独立心の強い生き方は、津島佑子の父親の愛人達の姿ではないのか。それを描いた津島佑子の心境はどんなものだったのか、父が自殺した後のこの作者とその母の生き方はどんなものだ...
桂 望実
光文社 (2010年12月16日)
最初は、ありきたりな新米弁護士奮闘記のようなものなのかと思って読んでいたら、あら、もう4年先の話?え、次はその7年先の話?と一つずつのエピソードの間に時間の経過がだいぶある。これがこの本をものすごく良くしていたと思う。 嫌な女、夏子の年齢を重ねて...
津村 記久子
筑摩書房 (2011年08月08日)
少し前に読んだが登録するのを忘れていた・・ので、もはやあまり印象も残っていない。今も昔も感受性豊かな中学生は、家の事、学校の事、将来の事、どれもが重大事項な事として重く圧し掛かっているのだろう。それ自体は変わらないけれども言葉遣いに始まり、少しだ...
新潮社 (2010年09月)
一言で言えば好きではなかった。面白かったかと聞かれれば面白かった、と回答するので星は一つではなく二つ。 題材や作風や嫌いではないが、なんともリアリティに欠ける。そこを作者の力量で現実味を生み出して欲しかったが、それがなかったのでずっと「あり得な...
Simon & Schuster Ltd (2009年04月06日)
途中までは星4つだったのに、ブダペストにまで話が行ってしまった事により、星3つ。Fraera の目的が良く分からなくなってしまった。 それでも、「どうなるの?どうなるの?」と思わせてくれる小説で面白かったし、ソ連の史実として指導者が変わっての急転換に誰...
天童 荒太
文藝春秋 (2008年11月27日)
うーん、好きではなかった。素直に読めば良い内容なのかもしれないけど、しっくり来ず。 まず、飽きる。途中から読み飛してしまった。何件も何件も死亡理由を脈絡なく読み続けると、さすがに飽きる。もしかして、それがこの小説の言いたい「多くの人にとって無関...
吉田 修一
毎日新聞社 (2009年09月16日)
読み始めは、単なる面白い学生の軽めの小説でせいぜい星3かな?と思っているうちに、時が進み所々に20年以上後から当時を回顧するシーンが入るとぐっと質があがり、更には最後の方はもう号泣・・で星5つ決定!となりました。 学生時代の箇所は笑えたりほんわかし...
池井戸 潤
小学館 (2010年11月24日)
面白かった。読んでスカッとし、感動もできる本。ただ物事があまりにも快調に進んでしまう点が、マイナス1星(笑)。 町工場や中小企業が脚光を浴びる、素敵な本。大企業の横暴や理不尽、変なプライドを全て粉々に砕いてくれ、痛快だった。しかも最後は感動的。...
貫井 徳郎
新潮社 (2010年10月)
冤罪、という重いテーマの本。このように冤罪は作られていくのか・・というリアリティある描写は説得力があった。そして一人の人生のみならず、その家族をも取り返しのつかない破滅へと導いてしまうこの冤罪は、本書にあったように「複数の人達に少しずつしか責任が...
白川 道
新潮社 (1997年07月)
面白かった。書きぶりが気障でも許せる。主人公もだが見崎、加地見、かっこいいー。時々「男」を感じさせる惚れ惚れするセリフも出てきた。 それぞれの人物設定がやや荒削りであっても、魅力的に描かれていた。ギリギリ堅気の世界にいる人達の、自分自身の身を削...
大沢 在昌
幻冬舎 (1999年07月)
感想は上巻にて。
黒の狩人が大好きだったので、狩人シリーズを読んでみようと思いまずは一作目から。 まあ、話は複雑にできていて面白いし、ヤクザの世界も素敵。宮本、最高。杏は不要(笑)。この世界に女を混ぜるな!必要な女と言えば、宮本の内縁の妻のような存在だけでしょ。...
島尾 敏雄
新潮社 (1981年01月)
新聞での紹介を読み、好きなタイプの本だと思っていたが予想外に読了まで時間がかかってしまった。 かなり詳細かつくどい内容。本当に、巻末の紹介にあるように「もういいよ」と思う事もしばしば。それでも、これだけの事を書くのは自分の身を切る思いだっただろ...
早見 和真
幻冬舎 (2011年03月)
面白くて一気に読んだ。最初はえ、もしかして悲惨な話・・?と思ったがそんな事もなく、母の重病を通して家族が結束し、それぞれが自分の立場を自覚して一生懸命自分の役割をまっとうしようとしていく、爽やかな家族小説で読んでいて気持ち良かった。 もちろん、...
明野 照葉
中央公論新社 (2007年06月)
うーん、途中からどうでも良い感じになった。結局は、ひどい女二人のどっちがひどいか争いの話?ミステリーでもないし、だからと言ってある女(達)の生き様を丁寧に書いているわけでもない。 結局男も女も全員の人物描写が中途半端だから感情移入もできず、現実...
絲山 秋子
妻の超然が一番面白く(自分が女だからでしょうね)、作家の超然は図書館の返却期限が来てしまったので最後の数頁を残して返却してしまった。未読のまま返すのは珍しい(初めて)だが、なんとなく好みでもないし、最後まで読まずともきっと人生に影響は及ぼさないだ...
新潮社 (2011年01月26日)
私小説ってやっぱり好きだわー、と思った。それでも、書く方としてはかなりの苦悶を伴うのではないか。特に本書のように自分の弱点、隠したいだろう過去、コンプレックスを全て小説化してしまうのだから。でも苦悶が伝わってくるからこそ、良い私小説になっているの...
中央公論新社 (2010年09月)
さすが桐野夏生、読み始めたら引き込まれる。 少し読んで、東京の近未来の設定である事に気付く。そして、実際の団体の話がベースになっていたり、児童虐待の事も含まれていたり、桐野の現実の上に空想の出来事を展開させて行く時の腕の確かさを改めて実感。人物...
加納 朋子
集英社 (2010年06月25日)
子供がいなかったり、いても働いていなかったらちっとも興味のない本だったと思うが、「将来絶対に起こりうる」という思いで読むとても面白く、タメにもなった。 陽子の性格は自分とは違ったし、そうなりたいというわけでもないが、それでもとても気持ちが良く読...
朝日新聞出版 (2009年02月20日)
今までのどの犯罪小説よりも身近で、新鮮な切り口の本だった。「自分さえよければ」「たいした影響はないから一回だけ」この意識の恐ろしさが悲劇を引き起こす可能性がある事を肝に銘じたい。時々、色々なルールは意味がないように感じていたが、きっと意味があるの...
磯崎 憲一郎
講談社 (2011年03月18日)
こういう作品に高評価をつけられない自分は知識や感性のレベルが低いのだろうか、想像力が欠如しているのだろうか・・と思いながらも素直に評価してみる。 冒頭は入りやすかったが、読みやすかったのはそこまで。話も時系列もだいぶ飛ぶので。そもそも機械工場に...
田中 喜美子
PHP研究所 (2009年10月16日)
もう少し説得力のある内容であって欲しかったが、結局子育ては自分の判断と責任なのだから、やはり本を読んで解決策があるはずはない、と改めて実感。 読みながら多少は共感できる部分、全く共感できない部分はあったものの、今となってはその具体的な内容すら思...
John Hart
Minotaur Books (2007年04月)
Last Child があまりにも良かったので期待して読んだ。期待度が高かった分星は3つになったが、それでも面白かった。 なんと言うか、Last Child に比べてプロットも、登場人物の魅力も甘かったような。読んでいる時は面白いけど、あまり余韻や記憶に残らない一冊。
梁 石日 梁 石日
金曜日 (2010年07月)
新聞書評見ての読書。内容からして目を背けたくなる記述があるだろうとは想像していたが、本当に想像を絶する描写も多く、改めて慰安婦だった人の言葉では表せない労苦を思い知った。 が、なんだが人の手記やインタビューをつなげ合わせたような観は否めず。主人...
首藤 瓜於
講談社 (2010年10月06日)
面白くなかったんだけど・・。がっかりしちゃいました。新聞の書評を見て読んだのに残念。 まず、会話に魅力がゼロ。つまり人物にも魅力がゼロ。全く感情移入できず。プロットも、別にー、という感じでまあ、刑事モノでありながら結局主人公も悪に走るという意外...
柏原 兵三
講談社 (1969年)
想像していたより少年の苦悶と辛い日々が長々と描かれていたが、「長い道」という題名も良く、いつの時代も子供は残酷なものである事を思い起こしてくれた。 子供らしく、時には大人の入り口に立った時期らしく、一生懸命に、真面目に、繊細に、素直に過ごしてい...
John Murray Publishers Ltd (2009年05月14日)
面白かったー。 アメリカのこの手の話はハッピーエンドになるはずなんだが・・違ったのね。そこが切なくもあり、でも少し希望の光が見えて余韻もあり、とても良い終わり方だったと思う。 13歳の少年の繊細さ、弱さ、強さがとても胸に響いた。単純なヒーローに...
叶 紙器
光文社 (2010年03月19日)
新聞の書評を見て読んだが、がっかりの内容でした。読み応えはあると言えばある、プロットも壮大と言えば壮大なんだが、作家の力量が追いついていなくて、結局つまらない内容になってしまったのか?なんだか大阪の大空襲と阪神淡路大震災を取り上げるのが目的だった...
平田 俊子
講談社 (2008年11月05日)
え、つながってるの?つながっていないの?と不思議に思いながら読んだがつながっていないのね。でも、こういう思わせぶりな短編間のオーバーラップは新鮮で面白かった。 ここまで極端な恋愛はもちろんしていなくても、若くて恋愛がとても大切だった頃に味わった...
山崎 ナオコーラ
講談社 (2008年06月26日)
時代が違う、世代が違う、価値観が違う、で はー、こういうお話もあるのね、と思いながら読んだ。この手のものは、共感できてナンボ、なんだと思うと共感できない時点でただの文章の羅列と化すのか。それでも、会話が時々面白かったので読めた。
緒川 怜
光文社 (2010年05月20日)
期待していた程では・・。これは刑事モノだったのか、それとも帰国した中国人残留孤児の問題を扱いたかったのか、ウェイトの置き方が曖昧だった為に中途半端な印象。 ハラハラするわけでもなく、同情は覚えつつもいまいち感動もなく、刑事から出る珠玉の言葉もな...
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