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amenimomakezuさんの本棚 > フレディの遺言


レビュー by amenimomakezuさん

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私がまさかボケることはないと思われるかもしれませんが。先の事は私にもわかりません。
万一の時の為に、家族や、私の介護にあたってくれる方へ、次のようなことを今からお願いしておきたいと思います。
私が医者だったことを、まず忘れてください。
私は過去とは別の人間になってしまったのです。
「しっかりして!」っと大きな声で怒鳴られても、ただ恐ろしいのでおびえるだけです。
ですから私になにか言いたいことがあれば、笑顔で、優しく、簡単に話してくださいね。
きっと私は変なことを言うと思います。
例えは「蛇がいる」といったら、「じゃあ、追い払いましょうね」と私の要求をまず受け入れてください。
「ごはんまだか」と言ったら、「お腹がすいたのね」と優しくクッキーをくれれば満足です。
それから私は何をやってもすぐ忘れる病気の人だと思ってください。
もちろん目の前の人が、誰なのかもわかりません。
ただ、あなたが私の目をしっかりと見て、優しい声で話しかけてくれたら、きっとあなたが大好きになります。
他の人が言う事を嫌がっても、あなたなら聞こうとします。
笑顔が好きだからです。
私の頭の中は、モヤーっとしています。
だから、とても不安で一杯なのです。
夜は正直、何かが出てきそうでとても怖いのです。
そのために騒ぐときがあるかもしれません。そんなときでも叱らないで、優しく肩を抱いてください。
私の心が寂しいとき、私が若いころに大好きだった曲を聞かせてください。
どんなに知性が破壊されていても、その分感性だけは豊かなのですから。
私はこうしたことを ごく自然にしてくれる
心優しい人に囲まれて、余生を過したいと願っています。
登録日 : 2009年04月08日 00:41:37


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