川の深さは (講談社文庫)についての天里さんのレビュー
本
/ 講談社
/ 416ページ
/ 2003年08月08日発売
レビュー by 天里さん
小説
読み終わった
読了日 : 2011年02月27日
登録日: 2011年02月21日
2011-02-21T21:37:40+09:00
クライマックスが、あと数ページで終わるというところで下車駅に着いてしまい、そのままホームのベンチで読んだ良い思い出。
福井氏の作品は、不器用な中年と頑なな少年という記号が共通しているが、この両者の交流が本当に温かくてじれったくて好きだ。
最後の最後、保が卑怯である。桃山を助けるために、嘘をつくシーン。
>「ありがとう」優しすぎる声音にどきりとしながらも
の一文に、やられた、保の奴やりやがった、と、思わずページから頭を上げてしまった切ないシーン。それはもう、彼が何をしようとしたか分かってしまって。
レビュー登録日 : 2011年06月18日
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