うれしいセーター (ほぼ日ブックス)

著者 :
  • ほぼ日
4.14
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本棚登録 : 129
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865012491

感想・レビュー・書評

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  • 誰かのためにものを作ることって素敵だなぁ。私は編み物はできませんが、合間に入るエッセイが素敵で、写真とエッセイで楽しめます。

  • 三國真理子さんのパターンは難しいけど
    とても素敵。
    この人に編みたいとデザインするセーターは
    意外なものもあったり、ピッタリ!と思ったり。

    これなら編めるかも?というセーターに取り掛かってみようかな

  • 2017.5月。
    編み物は全くしません。手芸も大の苦手です。息子の幼稚園の目印にボタンやマークを縫い付けるくらい。でもこの本、とてもおもしろかった。三國万里子さんがひとりひとりのリクエストを聞いて、その人にあったセーターを編む。それがみなさん本当に似合ってる。そしてその人らしい。「こんなリクエストからこんなことを考えてこんな風に編みました」が綴られたページから、セーターを着た各人の写真ページにめくる時の、おおっという感動が楽しくて、次の人にうつるまえに三國さんの編み物に関するちょっとしたエッセイも挟んであって、本の構成もいいなと思った。こんな風に自分の希望を聞いて、自分を思って作られた服はさぞかし着心地がいいんだろうな。

  • その人のリクエストに応えてセーターを編みプレゼントする、という企画をまとめた編み物の本。

    手編みのセーターをプレゼントする、という行為は、ものすごく極まったエネルギーを要する作業だと思うのだけれど、それを12人分こなすという三國さんの力に圧倒されるし、12着のセーターはそれぞれ個性的で、これ生み出す三國さんのイマジネーション!テクニック!にはもう、眩暈がする。ただただ、すごい。

    手編みのセーター作るって、そもそもものすごく個人的な行為だよなと、気付かされた。三國さんが相手からのリクエストを受け、デザインをして、ひたすら編み棒を動かす時間は、その相手のことだけを思う時間なのだ。ただひとりの人のためだけに、編む。だからこそ、手編みのセーターはこんなに美しいのだと思う。

    自分では編まなくても、アートを楽しむように眺めているだけで満足できると思う。
    それに、製本もとっても個性的でおもしろい形をしているので、表紙や背表紙を眺めているだけで幸せな気持ちにさせてくれる。

    私にとって、とてもとても、大事な本になった。

  • 自分の為に作って貰うっていいですね、作って頂きたいなあ。。。

  • わたしは編み物しないのですが、家族は毎年セーターやら帽子やらを編み上げてます。
    「だから、これ、編んで」と頼む用に・・・(笑)

    すてきなセーターばかりでした。
    何万もするのもわかります(時間も材料費もかかる)

  • 意外とエッセイが面白かったりするのは、ほぼ日編集だからかなあ。

  • 南青山のTOBICHI2に家族みんなでいったときにヨメが購入したのをうちで読む.

    ヨメさんが三國さんのサインをもらっている間,チビたちとフェザードシジュさんに遊んでもらったり,ほぼ日乗組員のかたにチビたち相手にしてもらって,いつものようにちょっとホクホクした気分に.

    その日は表参道の駅でチビたちと別れて,矢野顕子さとがえるコンサートでくるりの Remember Me に涙してさらにホクホクして帰路に着いたのだった.

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著者プロフィール

ニットデザイナー。書籍やキットでの作品発表で活躍する一方、プロダクトデザイン、ヴィンテージの洋服や雑貨のバイイング、スタイリング、エッセーの連載なども手がける。気仙沼ニッティングデザイナー。
著書に『編みものこもの』、『編みものワードローブ』、『きょうの編みもの』、『冬の日の編みもの』、『編みものともだち』、『アラン、ロンドン、フェアアイル 編みもの修学旅行』(以上文化出版局)、『うれしいセーター』、『I PLAY KNIT.』(以上ほぼ日ブックス)がある。

「2020年 『ミクニッツ 大物編+小物編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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