イスラム勢に蹂躙されていた地中海沿岸の各都市のうち、海洋都市国家の幾つかが力を付け出し、対抗をして行く。
それにしてもローマ法王、ビザンチン帝国の無力なこと。軍を持たない宗教と沈みつつある国家ではイスラムの勢いに勝てないとは理解できつつ、もう少し何か打つ手はあったのではなかろうか、と思ってしまう。
彼らの無力を読んだ後で登場する救出修道会と救出騎士団の活躍は際立って見えます。
読書状況:読み終わった
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塩野七生
- 感想投稿日 : 2015年5月28日
- 読了日 : 2015年5月28日
- 本棚登録日 : 2015年5月28日
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