新装版 御宿かわせみ (2) 江戸の子守唄 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2004年3月12日発売)
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本棚登録 : 291
感想 : 20
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るいと東吾の温かな会話や二人を見守るかわせみの人々に人情を感じ、武士と町人と言う身分の違いから一緒になれない苦悩や寂しさが捕物の話の筋に彩りを添えているように思えます。

今回は寂しい話が多いような気がしますが二話目『お役者松』が掏摸の松吉の個性が際立って一番好きでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年7月21日
読了日 : 2013年7月21日
本棚登録日 : 2013年7月21日

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