Gマン 宿命の銃弾(上) (扶桑社ミステリー)

  • 扶桑社 (2017年3月29日発売)
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本棚登録 : 75
感想 : 8
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今度はボブ・リーの祖父の物語。
一族の所有していた地所から発見された拳銃、バッジ、紙幣そして謎の地図らしきものが発見され、ボブ・リーが祖父の過去を探る旅へ。
銀行強盗やギャングが幅を利かせていた祖父の時代と現代が交互に語られ、ボブ・リーは誰かに尾行され…と謎が深まったまま後編へと。
過去のスワガーシリーズでは酒飲みのろくでなし的に語られていた祖父チャールズがそうなってしまう前の話なので(多分、この話の核心の事件か何かが切欠で彼は堕ちてしまうのだろうな、と勝手に思っていますが…)今までこちらが抱いていたチャールズの姿とは真反対の仕事熱心で寡黙な男の姿に始めは戸惑いましたが読み続けてみれば息子と孫の姿と重なり、スワガー一族だなぁ、と思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Stephen Hunter
感想投稿日 : 2017年11月29日
読了日 : 2017年11月27日
本棚登録日 : 2017年11月27日

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