RDBMS や正規化理論について、基礎的な部分が丁寧にまとまっている本。
私は、「知識と実務」シリーズの本は、他に『ハードウェアの知識と実務』『ネットワークの知識と実務』を読んでいますが、それらと比較すると、実務部分が充実しているように思います。データモデリングから、テーブル設計、DB を操作するツールの利用方法、SQL の組み立て、チューニング、ストアドプロシージャとトリガと、基本的な部分がおさえられた一冊だと感じます。
ちなみに、データベーススペシャリスト受験時にも、本書を教材の一冊として利用しました(メインは三好氏の本でしたが)。そのときは、各正規系の説明、E-R 図の描き方、Delete 発行時の設定内容による挙動の違いあたりが参考になりました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
IT技術
- 感想投稿日 : 2013年6月3日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年5月26日
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