ミステリというにもホラーというにも微妙な作品を集めた短編集。「異形コレクション」に収録されているものもあるので、「異形短編集」というのが良いのかも。
「震えて眠れ」の主人公の恐怖感、これは私もものすごーく心当たりがあって、かなり共感。一番怖かった話、というとこれ。あとは「熱病のような消失」が妙に美しかったり、「非時の香の木の実」がめちゃめちゃにグロかったり。「閉じ箱」に負けず劣らず、いろんなテイストの楽しめる一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
幻想
- 感想投稿日 : 2010年1月15日
- 読了日 : 2010年1月15日
- 本棚登録日 : 2010年1月15日
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