表紙絵のとおり、本を山と積んだ台車を引っ張りながら、本を読み耽っている姿がコミカルで優しい色合いの水彩画。どの頁を見ても、何をしながらも、エリザベスは本をよみまくる。ある日、旅に出て帰り道がわからなくなると、そこで家を買って住むことに。やがて家中が本だらけになると、ためらいもなく…。本好きなら一度は憬れるであろう、思いっきり本を読んで過ごしたい!という願望を満たし、リズミカルな文章が弾み、何より彼女が本を読むのは好きだけど、無頓着で執着しないという潔さが、すがすがしい気分にさせてくれる絵本です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2008年10月27日
- 読了日 : 2008年10月27日
- 本棚登録日 : 2008年10月27日
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