青のフェルマータ Fermata in Blue (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2000年1月20日発売)
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本棚登録 : 2115
感想 : 166
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小学校だか中学校の時だかあやふやだけど、ジャケット買い。
月並だけどイルカが好きだったので、さぞかし瑞々しい青春ストーリーだろうと思って読んでみたら、相当エロくてびっくりした覚えがある。
今思えば大人へのステップアップのきっかけになった本かも(爆

ずいぶん昔に読んだのに結構内容覚えてます。
主人公は声を失った女の子で、イルカセラピーを受けるためにオーストラリアに滞在。
この人物背景からおとなしくて繊細な子なのかなと思ったけど、結構ギラギラしてる子なんだって思ったのが印象に残ってる。
でも最後はいただけなかったなぁ。イルカ好きなだけにね。

残念だったのは声を取り戻すシーンとかあっけなかった気がするなぁ。
「えっ戻ったの?」って読んでて拍子抜けしちゃった。でも印象に残ってるけど。

「お前の声、意外とアルトなんだな」って友人に言われるとことか。

ドラマか映画にしたら面白いかも。

関係ないけど、そもそもなんで主人公はオーストラリアなんかに行ったのでしょう?
三宅島とか小笠原の方が癒される気がするけどなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 好きな作家
感想投稿日 : 2012年10月5日
読了日 : 2000年月
本棚登録日 : 2012年10月5日

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