踊れわれわれの夜を、そして世界に朝を迎えよ

著者 :
  • 河出書房新社 (2013年8月8日発売)
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本棚登録 : 117
感想 : 6
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相変わらず激しい口調?論調?で、ダンスから芸術、小説と批評してゆく。タイトルのように踊り狂ったように言葉を紡いでいるような印象。
殆どが講義を収録したもので、熱気を帯びた話し言葉がベース。そのためか、怒りが全面に出た感じではあるものの、何故かしら幾分かの柔らかさもあった。突然「舐めんじゃねえ」と声を荒げるところもあり面白い。
個人的には苦難を伴う翻訳論と時間芸術としての写真論は興味深く読ませていただいた。
氏の言葉にはいつも自分のバカさ加減を罵倒されつつ、藻掻くことは悪くないとも言われている気がする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 思想
感想投稿日 : 2013年10月10日
読了日 : 2013年10月8日
本棚登録日 : 2013年10月1日

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