あっぷるーとの本棚»
蔵書が増えて収集がつかなくなりつつあるので、特にコミックはまずレンタル出来る物はレンタル→気に入った物のみ購入 という手順になってます。
レビュー by applouteさん
「この娘を守って生き抜こう!」 と言うよりは、「この娘となら、ここでこのまま死んでいい」と物語の序盤で思ってしまったほどに主人公の、生に対する執着が薄い。
邪推だが、長く闘病生活をなされた作者様とは、死生観が違っているのかもしれない。
シュノーケリングもしたこと(なさそうな)人間が、いきなり素潜りで、銛で魚を穫れるか?絶海の孤島で湧き出る真水の源泉は?などと考えると、やはりこの島は現実に存在する場所ではない、彼にとって居心地の良いファンタジーなのだろう。岡崎氏の絶妙な光の描写が、ますます現実感を薄めているのも幸なのか不幸なのか…
作品のタイトルと両親の不在と合わせてしまうと、後半、島に戻ろうとする主人公の姿は、(セリフとは裏腹に)もぅ死に場所に戻りたがっているようにしか見えなかった。
レビュー登録日 : 2011年09月06日
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