この本は、私は今まで読んだ本の中で、もっとも、衝撃を受けた作品です。
平凡で穏やかな日常を送っていた、ストリックランド(ゴーギャンがモデルらしいです)は、家族、仕事すべてを投げ出し
画家になるため、失踪。
押さえきれない、画家になりたいという欲望。自分によくしてくれた人の妻と恋仲になり、さらに
自分の心の炎に突き動かされて、生きるストリックランド。
自分では、どうしようもない力に突き動かされる主人公に私は、ただただ、圧倒され、あっという間に本を
読み終えていました。
生きるとは、何なのか?
あなたは、情熱を持って生きているのか?
と常に作者に問いかけられているかのように感じます。
素敵な人とは言えないけど、情熱を持って、命がけで生きてるストリックランドの姿に感動しました。
私も情熱を持って、何かをやりとげたい、がんばる。
とても素敵な本です。
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- 感想投稿日 : 2009年2月28日
- 本棚登録日 : 2009年2月28日
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