サクリファイスから三年が経ち、誓は唯一の日本人選手としてツールドフランスに挑む。しかしチームは今シーズンを最後に撤退する事が決まり、チーム内に亀裂が入り始める。監督の思惑がメンバーのプライドを傷つけ、エースは孤独な闘いを覚悟するが誓は彼をサポートする事を約束する。
ライバルチームのエースにドーピングの噂が立ち動揺する選手たち。そして新たな悲しみが・・・。
前回以上に自転車競技に的を絞っていて、無理やりにミステリーにしていないあたりがとてもよかったです。正々堂々と勝負する選手たちは、敵であってもお互いを尊敬しあってとてもかっこいい。ガムシャラなのは良いが、何をしても勝とうとするのは美しくないというのがなんとも紳士なスポーツだなと感じました。
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- 感想投稿日 : 2016年5月4日
- 読了日 : 2016年5月4日
- 本棚登録日 : 2016年5月4日
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