内容(「BOOK」データベースより)
生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになるのだが…。不朽の名作ついに登場。
まず表紙がいい。黄色って好きだなほんわかして。
そして内容もとてもいい。死にたいって思ったことは10代20代の頃は山のように有ったけれども、30代になってからは急激に減少して、今では生きている事がとても貴いと思うようになりました。
人の欠点や世界の不条理ばかり見ていると生きている意味を見失うけれど、いい面と悪い面が表裏一体だと分かるようになると、哀しくても生きていけるようになるような気が今はしています。
この本は若い人にも読んで欲しいけど、おっさんにもちゃんと響きますよ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年3月9日
- 読了日 : 2017年3月9日
- 本棚登録日 : 2017年3月9日
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