内容(「BOOK」データベースより)
彩加が取手の駅中書店の店長になってから一年半、ようやく仕事が軌道に乗り始めたと感じていたところ、本社から突然の閉店を告げられる。一方、編集者の伸光は担当作品『鋼と銀の雨が降る』のアニメ化が決定して喜ぶものの、思わぬトラブル続きとなり…。逆境の中で、自分が働く意味、進むべき道について、悩む二人が見出した答えとは。書店を舞台としたお仕事エンタテインメント第六弾。文庫書き下ろし。
見ていないけれども詰まらなそうなドラマで大分株を落としたような気がする書店ガール。所がこの本結構シビアな本で、ほんわかした表紙に騙されずに是非手に取って頂きたい。毎回登場人物やテーマが変わりその度に読み所が変わって、マンネリに陥る事を回避できています。
初期の頃は最後にフェアをみんなで成功させたりして結構カタルシスがあったのですが、近作はシビア度が増して結構切ないです。店長も編集長も楽じゃないですね。
僕の憧れの職業は本屋さんです。これは今でも変わらないです。でも現実的に出来るかと言われたら無理ですね。時間も不規則だし賃金は安いし。それでもそれ以上のものがあるんでしょうね。一度体験してみたいものです。
閉店の話しではうっかり涙が出てしまいました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年8月7日
- 読了日 : 2017年8月5日
- 本棚登録日 : 2017年8月5日
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