主にデータベースに使用されるプログラミング言語の一つであるSQL。本書は入門書としては大変分厚いですが、演習問題とストーリー仕立ての2本立ての構成で全くのゼロからでも知識が習得できるものであります。
本書は献本御礼。やはり、プログラミング関係の本は文系出身(たぶんに自称を含む)自分には最後まで読みこなすにはチト骨がいるということを改めて実感しました。以前書いたかもしれませんが元マイクロソフト日本法人社長の成毛眞氏が
『プログラミングの才能というのは結局のところ数学的な素養にかかっている』
ということをおっしゃっていたことが、読みながら改めて実感できました。
ここで扱われているのはSQLといって、主にデータベースを扱うことに適したプログラミング言語です。
「それなら別にエクセルとかの表計算ソフトでいいんじゃない?」
という声が聞こえてきましたが、やはりそこは違っていて、銀行の入金などの膨大かつ複雑なデータを滞りなく処理したりするために使われていたりと、コレを読みながら初めて知ったことが多く、やはり新しい分野に挑戦するのは苦しいけれど、喜びもまた大きいものだなと、改めて気づかされました。
本書の特徴はクラウドサービスでアカウントさえ作っておけばいつでもどこでもコレを頼りにSQLの勉強が出来るというところと、JAVA編でもそうでしたが、湊雄輔と朝香あゆみという二人の人物が「メンター」と呼ばれる先輩社員によってプログラミングを教えられるという形式によって全くのプログラミング知識がゼロでもコレをさらりとまず通して呼んでいけば概要はつかめるという点でございました。
今回のメンター役の先輩社員は湊雄輔の実姉で社内結婚をしたという立花いずみという女性で、確か彼女と似たような名前のミュージシャンがいたような気がしたなぁとそんなことを考えてしまいました。コレを読みながら各章の章末に添付されている問題を解くのもいいでしょうし、一度全てのページに目を通してから改めて全ての問題にあたっていくのもよいのかもしれません。僕は後者の方法を採用していこうと思いますが、長い旅路になることでございましょう。しかし、コレを一冊完璧に理解したのであれば、自分のスキルになると思われますので、頑張って取り組んでいこうと考えております。
- 感想投稿日 : 2013年9月19日
- 読了日 : 2013年9月19日
- 本棚登録日 : 2013年9月19日
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