虚構のアベノミクス――株価は上がったが、給料は上がらない

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  • ダイヤモンド社 (2013年7月5日発売)
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感想 : 10
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経済はよくわからんので途中は飛ばし読んだ。
円安になれば経済がよくなるのはただの幻想で、輸出産業の材料の輸入費が高騰してほとんど恩恵はない。トヨタも、利益は営業努力などがほとんどで、円安からは見合うだけの恩恵は得ていない。
工業がエコカー減税やエコポイントで、農業のように国の税金にぶら下がる形態になった。
今までの形態を維持して、不要なものを作り続けるために税金を投入してもらうことを考える人は地方都市にも多い。
工業がメインの時代までは対応できていたがそれ以降、サービス業に転向できていない。
モノづくり大国というのは過去の話で技術力もそんなに高いわけでもない。

結論。古いものは切り捨てて新たな産業を生み出さなければならない。もちろんそれには痛みが伴う。
教育が必要なのに、小さな新興国に抜かれる始末。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会
感想投稿日 : 2013年9月23日
読了日 : 2013年9月23日
本棚登録日 : 2013年9月18日

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