生きにくそうなオヤジの本が大好きなのですが、そんな私にたまらない、この一冊。書庫整理シリーズで出てきたものです。この「現代」を生きるうえで、人はすべからく俗物であり、俗物の呪縛から逃れられはしないのだという、潔さも感じます。インテリだろうが金持ちだろうが、所詮は全て俗物どもの社会なのです。あぁ、でも、私は女性という性別のもとに生まれてしまったので、俗物ではなく、愚物であり続けるしかないのです。はー、なんか一息つきたいわ。って時にどーぞ。どうでもいいけど、ブクログで他人の本棚を見るときの自分の視点は、まったくもって俗物のそれでしかないと思う。うん。
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- 感想投稿日 : 2005年11月17日
- 本棚登録日 : 2005年11月17日
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