この俗物が! (新書y 100)

著者 :
  • 洋泉社 (2003年12月1日発売)
3.00
  • (0)
  • (3)
  • (10)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 44
感想 : 4
4

生きにくそうなオヤジの本が大好きなのですが、そんな私にたまらない、この一冊。書庫整理シリーズで出てきたものです。この「現代」を生きるうえで、人はすべからく俗物であり、俗物の呪縛から逃れられはしないのだという、潔さも感じます。インテリだろうが金持ちだろうが、所詮は全て俗物どもの社会なのです。あぁ、でも、私は女性という性別のもとに生まれてしまったので、俗物ではなく、愚物であり続けるしかないのです。はー、なんか一息つきたいわ。って時にどーぞ。どうでもいいけど、ブクログで他人の本棚を見るときの自分の視点は、まったくもって俗物のそれでしかないと思う。うん。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: お買い上げ
感想投稿日 : 2005年11月17日
本棚登録日 : 2005年11月17日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする