図書館の分類がどの様にされていればよいのか、児童文学評論家である筆者が年齢や利用者の立場を考慮して、使い易く探し易い図書館を目指すための本。
背表紙にある番号の意味などが書かれており、図書館好きには結構楽しめる。
図書館で働く方のための本だから一般人は対象ではなく、興味を持たない方は読んでも面白くないかもしれない。
しかし幾つかあるコラムには、本の分類法は消費者ではなく会社など社会を構築する側から作られているため、ペットの本を探そうとしても、犬の本は畜産に分類されているなど興味深いものもある。
買うまで行かなくても、図書館で見つけたら少しは楽しめると思いますので、一度お手にとってみてはいかがでしょうか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年10月21日
- 読了日 : 2012年10月21日
- 本棚登録日 : 2012年10月21日
みんなの感想をみる