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レビュー by シャキーン!さん
江國さんの短編集は初めて。
すっごい短いのが12編おさめられています。
最初の数編はいよいよ続きが気になって読み進めたいと
思い始めた途端に終わるのでなんだか消化不良な感じがしたが、
それにもだんだんなれて手ごろな読み切り感覚を楽しめるようになりました。
みんな恋愛感情に浸ったり失ったり、
手に入れているのにすでに失っていたり、
幸せなのに悲しかったり、
矛盾した気持ちをいろいろ抱えてますよね?
例えば表題の「号泣する準備はできていた」なんて、
自分には理解できそうでいまいちピンとこない斬新な感覚もところどころにあったり、
ちょっとした言葉から物語の背景や登場人物の関係を察することができたり、
いつも長編しか読んだことなかったけど、短編もそれはそれで面白いです。
読み手のセンスが問われる小説な気がして少しプレッシャー。
レビュー登録日 : 2011年12月09日
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