小樽新聞の連載小説を、永倉さんのご子息が昭和二年にまとめた『新撰組永倉新八』が底本。
晩年の永倉からの聞き取りを反映した小説ですが、執筆者は新聞記者で永倉の筆によるものではありません。
登場人物が活き活きと描かれ楽しく読める反面読み物色が強くなっており、加えて永倉の記憶違い・隠蔽・誇張なども考えられるため、主人公補正も差し引いて話半分で読むくらいでもいいのではと思います。
【収録資料】同志連名記(永倉新八)、殉節両雄之碑碑文(永倉による石摺余白への書き込みも収録)
レビュー登録日 : 2011年07月18日