新田次郎初読。上下巻完結。
孤高の登山家の話です。
コミックスを先に読んでいて、コミックスも面白かったのですが、原作は静けさの中に唸るような深みがあって面白かった。
通常、複数で行動するのが常の登山で、一人でいくつもの山を踏破した孤高の登山家。
彼がどのように山に出会い、生きたのか、上下巻を通してじっくり描かれます。
ずっと一人で山に向き合ってきた人が、初めて誰かと山に登る時。
とても面白かったです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説:日本文学:その他
- 感想投稿日 : 2012年12月3日
- 読了日 : 2011年10月6日
- 本棚登録日 : 2011年10月6日
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