戦国時代の出陣において、食料・資材の調達や、宿と移動経路の確保など、兵站をどうしていたのかについて書かれた本。戦国大名の立場だけでなく、民衆の立場からも史料が検証されていて面白い。うまく立ち回って禁制を入手できれば一安心だけど、禁制を入手できなければ現地調達の被害者になってしまうし、敵が戦略の一環として苅田や苅麦にやって来たら、自分たちでは対処不能だし、あの時代の民衆は大変だね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史・史跡
- 感想投稿日 : 2011年10月30日
- 読了日 : 2011年10月27日
- 本棚登録日 : 2011年10月29日
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