「彼は穴を掘って、それを深くし、おのれの作った穴に落ち込む」
悪人は自分の行った罪によりいずれ自滅する…という感じでしょうか。
もちろん悪者とは主人公サイモンのこと。
途中からゴードよりサイモンの本性が怖くなってきて…いつの間にか奥さん同様ゴードを同情的な目線で見てしまいます。
ラスト。答えはどちらでもいいのかと。
ゴードは黙っていることでサイモンに苦しみを与えたかった。サイモンは何も出来ない。まさに昔のゴードと同じ立場になりました。
しかし最後ギプスを取って去っていく辺り、ゴードの狡猾さも少々見え隠れするもやっとした終わり方。面白かったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2017年11月24日
- 読了日 : 2017年11月24日
- 本棚登録日 : 2017年11月24日
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