かくれんぼ,白い母: 他二編 (岩波文庫 赤 641-1)

  • 岩波書店 (1937年12月5日発売)
3.88
  • (2)
  • (3)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 7

大学の授業で「子羊」に出会った。
純粋な穢れ無き幼子の魂は、大人になり穢れを知る前に、天国へと旅立つ…

雰囲気は生々しく美しく、ぞくっとする。
確かにこれは一種の「おとぎばなし」だ。
ただ「おとぎばなし」という薄い綺麗な膜を1枚まとっているが、中はなかなか生々しい…ので、まぁ私なら子供には勧めない。

「おとぎばなし」という文学作品である。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年1月20日
本棚登録日 : 2010年10月19日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする