ミュンヘンオリンピックの黒い九月事件以降、オリンピックがテロの標的に。一般家庭にテレビが普及し、テレビカメラを自由に移動できるようになった(衛星放送が一般化、カメラの小型化、バッテリー式ミニカムの登場など、技術的な進歩が背景)。p23。
アメリカでは、チベット問題にはニュースバリューがある(ブラピの「セブンイヤーズ…」のヒットによる)一方、ウイグル問題にはない(イスラム教徒のため)。p30
「テレビはイベントへの接し方を平等化する」というのは幻想。p63
テロリズムも、テロリストがメディアを積極的に利用することによって、メディアイベントに変容。p62
日本では、忠臣蔵のテロをはじめ、テロがメディアコンテンツ(仮名手本忠臣蔵)だった。p69
近年の日本では、浅間山荘事件がきっかけ。p119
テロとメディアの共生関係。主張を訴えたいテロリストと、報道したいメディア。コンテンツを求める消費者。p130
テロ問題におけるメディアと政府の関係。1.政府の検閲 2.相互による調整 3.メディアの自主規制。p167
あ
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2015年5月24日
- 本棚登録日 : 2015年5月24日
みんなの感想をみる