いわゆる「書評を集めた本」ですが、面白そうな本を探すために書評を参考にしたい、と思っているのなら、この本は的外れになるかも。
書評そのものが占めるウェイトは非常に少なく、基本的には「取り上げている本のテーマから著者が想像すること、もしくはその本から著者が思い起こす、自身の周りの些細な日常を読むエッセー」という性格が濃い本です。書評部分は本当に僅かなので、取り上げられている作品の本筋を掴むことすら、ちょっと厳しい。
ということで、書評本としては評価の通りの★です。が、著者の感性を読み取るエッセーとして捉えるなら、また評価は変わってくると思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
娯楽
- 感想投稿日 : 2013年10月24日
- 読了日 : 2013年10月16日
- 本棚登録日 : 2013年10月24日
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