ロスチャイルド家の上流マナーブック: ナディーヌ夫人が教える幸せの秘訣 (智恵の森文庫 bロ 3-1)
- 光文社 (1998年2月1日発売)
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感想 : 6件
オトンが「面白いから読んでみろ」と貸してくれた本。タイトルを見た時に最初に思ったのは「いや~、俺はロスチャイルド家と一緒に仕事することはないだろうし、今後一生かけてもロスチャイルド家と関わることはないと思うんだけどな~」という、まぁ当たり前のリアクション(笑)
女性の目線から見た、上流階級の人たちと交わる中でのマナーがメインとなってるので、ちょいちょい自分には全く何の役にも立たないネタが当然ながら出てきます。旅行先のトランクには少なくとも4パターンぐらいのドレスを詰めましょうとか、どこぞの国の王様とディナーを取る時にはこうしましょう、とかね(笑)
ですが、マナーというものは「自分を敬うこと」「相手との意思の疎通と相互のルールを守ること」というシンプルな2つの決まりごとの上で、当然と思われることをさらりとこなしてこそなんですよ、という論点は、けっこう抵抗なくストンと腑に落ちました。
とは言え、上にも書いたとおり俗世間とはかけ離れた内容も多いので、半分ツッコミ目線、半分真剣目線で読むのが正解なんだと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国際
- 感想投稿日 : 2012年7月14日
- 読了日 : 2012年7月14日
- 本棚登録日 : 2012年7月14日
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