タルコフスキー版とはまったくちがうけどこれはこれでなかなかいいんだよね。
原作にどっちが忠実かっていうとおそらくこのソダーバーグ版のほうの気がするな。ジョージ・クルーニーっていいなとおもえた初めての作品。
最後にクルーニーはソラリスからの脱出を自らあきらめる。妻の死によってすでに自分が死んでいることをいやというほど味わっていたから。もし仮にソラリスが産み出した幻影によって救われたとしても、それはそれでいいじゃないか?救いのない生っていったいなんなのだ?
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買ったやつ。
- 感想投稿日 : 2009年10月13日
- 読了日 : 2009年10月13日
- 本棚登録日 : 2009年10月13日
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