本を読むときに何が起きているのか  ことばとビジュアルの間、目と頭の間

制作 : 山本貴光 
  • フィルムアート社 (2015年6月27日発売)
3.42
  • (21)
  • (29)
  • (36)
  • (13)
  • (7)
本棚登録 : 838
感想 : 58
4

作家はスケッチする人もいる。
作家自身の発見的学習に役立つこともある。

漠然とした思考をスケッチにし、
そのスケッチを解説する。という手法。

言葉の解決は、
文字だけでない。言葉の解決のために
スケッチを描くとか写真を見せるとか、
他のツールを使うということ。
話せばわかる、ということに当てはまらない時は、話す以外の手段を講じるということ。

でも前提は、それでも解釈は人それぞれということ。

言葉が効果的なのは、
それ自体に影響があるのではなく、
読者の経験の蓄積の中から何かを引き出す、
拡げる可能性を含んでいる、ということだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年1月24日
読了日 : 2016年1月24日
本棚登録日 : 2016年1月24日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする