ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2013年11月1日発売)
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一般的な印象とは全く違う感覚を持つことになるだろう。

彼のメッセージは終始一貫していると思う。「はたらくことで生きていける」
それは彼のイメージである「お金」の為ではなくて、自分が自立することを意味する。

金銭的な自立ではなく、精神的な自立。
その為に「イチ」を足していく。

シンプルながらも金言が多く、心を震わされずにはいられない。

最も意外だったのは、8時間睡眠を守っている点。

【ココメモポイント】
・働いていれば、ひとりにならずにすむ
 P.27

・物事の出発点は「掛け算」ではなく、必ず「足し算」でなければならない。
 P.29

・これからの時代、時間以外に提供可能なリソースを持っていない人、給料を漫然と「もらう」だけの人は、ほどなく淘汰されていく。
 P.121

・仕事が嫌いだと思っている人は、ただの経験不足なのだ。
 P.128

・人生のどの段階においても「いま」がいちばん楽しく、充実している自分でありたい。
 だからこそ、「全部やれ!」なのである。
 P.155

・もし親孝行という言葉が存在するのなら、それは、一人前の大人として自立することだ。
 P.166

・失敗なんか怖れる必要はない。僕らにできる失敗なんて、たかがしれている。
 P.201

・ネガティブなことを考える人は、ヒマなのだ。
 ヒマがあるから、そんなどうでもいいことを考えるのだ。
 P.206

・「他者を信じること」とは、「裏切られるリスク」を引き受けることでもある。
 P.228

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 【本】ビジネス書
感想投稿日 : 2017年2月27日
読了日 : 2017年2月27日
本棚登録日 : 2017年2月27日

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