京の国内開発・世界一を目指す意義や、これまでの具体的成果の紹介が半分。後の半分が現在開発に向かって進んでいるエクサスケール級スパコンの開発意義・どういった成果が見込まれるかの紹介。
(文中でも書かれているけれど、)京やエクサでの実生活で体感できるような成果が出るのは、京……更にはエクサの性能を持った汎用の普及機が登場する頃になるので、こういう事ができるようになるだろうから、スパコンを応援して下さい……というような感じ。
薄い本ではある(1時間程度で読み終わる)ものの、理研・戦略分野の広報担当がしたい話は全般的にカバーされているので、この本を読んでいる人にする話がなくなっちゃいそうなくらいには内容は充実している。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
スーパーコンピュータ
- 感想投稿日 : 2014年3月3日
- 読了日 : 2014年3月3日
- 本棚登録日 : 2014年1月31日
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