音楽という<真実>

著者 :
  • 小学館 (2015年6月19日発売)
3.42
  • (2)
  • (7)
  • (14)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 92
感想 : 16

 
── 新垣 隆《音楽という<真実> 20150619 小学館》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4093884218
 
♀新垣 結衣  女優 19880611 沖縄 /歌手、モデル/籍=同 [A] 169cm“ガッキー”
 ↑ Aragaki, Yui ↓Niigaki, Takashi
 新垣 隆   作曲 19700901 東京 /“偽ベートーヴェン”ゴーストライター
── 佐村河内 守・詞&曲《秋桜 19970503》小田 茜・唱
 佐村河内 守 僭称 19630921 広島 /“偽ベートーヴェン”崇徳高校商業科卒
 
…… ゴーストライターについて新垣は「私は、お金とか名声が欲しい
のではありませんでした。佐村河内の依頼は現代音楽ではなく、調性音
楽でしたから、私の仕事の本流ではありません」、「彼の申し出は一種
の息抜きでした。あの程度の楽曲だったら、現代音楽の勉強をしている
者だったら誰でもできる。どうせ売れるわけはない、という思いもあり
ました」、「自分が作曲した作品が、映画音楽であれゲーム音楽であれ、
多くの人に聴いてもらえる。その反響を聴くことができる。そのことが
純粋に嬉しかったのです」などと語っている[23]。
 20150507、森 達也の製作により、この一連の騒動がドキュメンタリー
として映画化されることが報じられ、20160604 から『FAKE』の題で
全国公開された(配給:東風)。森は、佐村河内と新垣の見方や関係が
ひっくり返るかもしれないと話していたという[24]。当映画に対し新垣
の所属事務所は公式サイトで反論している[25]。新垣が出演したバラエ
ティ番組(THE FACE OF 2014)において、「(佐村河内は)楽器は、弾
けるというレベルではない」と発言し、番組側もテロップで「楽器の演
奏はほぼ出来ない」と表示して佐村河内の実態を暴いたが、その番組を
視聴していた佐村河内が演奏し、打ち込みで作曲する姿がドキュメンタ
リーのなかで示された(※番組制作サイドが佐村河内の自宅を訪れ、
佐村河内を貶めるような扱いはしないと約束するシーンが撮影されている
にもかかわらず、このような番組を制作されてしまい、悲しみに暮れる
佐村河内とその妻が描かれる)。
 20150617、反省自伝本であり初著書となる「音楽という<真実>」
(小学館)が出版された[26]。
「佐村河内 守」名義で発表された作品と評価[編集]
 20140206 発売の『週刊文春』誌上にて、神山 典士が
「佐村河内 守の楽曲は新垣 隆によるものである」というスクープ記事
を発表した[17]。同日、新垣 隆は、佐村河内 守からの依頼で、20曲以
上を提供し、報酬として約700万円を受け取っていたことを記者会見で
明らかにした[27]。金銭のトラブルはなく、今後も佐村河内を訴訟する
予定はないとのこと。提供した作品の著作権については、「放棄する」
と語った[28]。なお、JASRACには佐村河内名義の曲が103件登録されて
おり、他に、近作のピアノソナタ第2番など未登録のものも数曲ある。
ただし、登録された曲のうち80件ほどはゲーム音楽2作品の各シーンを
細分化したものである[いつ?][29][出典無効]。
 代作の実態については「彼は実質的にはプロデューサーだった。彼の
アイデアを実現するため、私は協力をした」、「彼が依頼し、私が譜面
を作って渡すという、そのやり取りだけの関係」、「彼と私の情熱が非
常に共感し合えた時もあったと思う」などと語った(Wikipedia)。
 
(20151029)(20200205)
 

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: [音楽分庫]
感想投稿日 : 2015年10月29日
本棚登録日 : 2015年10月28日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする