最愛の夫が死んだとき、どのように耐えるか、成長するかの本。
人生はバラ色だけではない。次にどうするか。
レジリエンスとは、苦しみに耐える力。どうすればそれを高められるか。
オプションAは無理になったら、オプションBを使い倒す決意をする。
自責の念、普遍化、永続する恐怖、これらから逃れる方法を考える。
人に体験を話す。辛い人には体験を聞く。むしろ尋ねるほうがその人のためになる。「尋ねない友人」にならない。「オープナー」になる。話したいならいつでも聴く、と伝える。
騒音を止められるボタンを持つ=自分でコントロールできる状況を作り出せばストレスはなくなる。ボタンは押されなくても、そこにあるだけで価値がある。=友人としてそばにいる、ということを伝えるだけで意味がある。
なんでもする、という暇があったらなんでもしよう。
自分が扱ってほしいように他人を扱う、のではなく他人が扱ってほしいように他人を扱う。
自分への思いやりをもつ。自己憐憫ではない。あやまちはだれにでもある。
トラウマの後に成長がある。
感謝の念を忘れない=辛い体験を起点にする。記念日にきちんと感謝する。
「幸せの扉が一つ閉まると、別の扉が開く。でも閉じた扉を未練がましく見ていると、開かれた別の扉に気が付かない」ヘレンケラー。
生きている限り希望が持てる、ではなく、希望が持てる限り生きれいられる。
後悔はやったことよりやらなかったことに感じるもの。
ユダヤ教では、喪に服す期間は親族なら1年、配偶者は30日。吹っ切って前に進んでほしい、という意味。
- 感想投稿日 : 2017年11月16日
- 読了日 : 2017年11月16日
- 本棚登録日 : 2017年11月16日
みんなの感想をみる