つながる図書館: コミュニティの核をめざす試み (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房 (2014年1月7日発売)
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本棚登録 : 1179
感想 : 140
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無料で本が借りることができる地域サービス。いわば私たちが納税した税金から成り立ってるのね。

作家は全国に図書館があればその数は本が売れ印税は入るけど、無料で沢山の人が本を読むってことはなんか違和感がある

本を読むのが好きだけど作家にお金は払わない
それって本当に本が好き?作家を愛している?
本を読んでいる自分に溺愛してるだけじゃない?
図書館で借りた本にありがたみを感じなくなりました。
自治体が営利目的ではなく著者に利益を配分する目的で10円、20円でも借り手が支払って二次使用料を徴収して著者に還元してほしい。
この仕組みがあれば書いた方も読んだ方もお互いが相互利益になると思うんだけど

税金払ってるから、自治体のサービスだから
という前に著者の権利は…
これは図書館法という物が立ちふさがるので、私の言ってる図書館で二次使用料徴収は法的に権利として認められない

著者に本を読まさせてくださいっていう意味で
私は新刊や文庫本を買います。

といっても公務員や政治家は徴収された税金をお給料としてもらって生活してるわけだから心に響かないわね

中堅の貧乏作家さん達、立ち上がらないかしら?
図書館二次使用料徴収計画

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年5月3日
読了日 : 2014年5月3日
本棚登録日 : 2014年5月3日

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コメント 3件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2014/05/07

「二次使用料を徴収して著者に還元してほしい。」
確かに、、、
色々と仕組みを変えなければならないので、何かと面倒でしょうけど。
また、利用者とお金の遣り取りをスムーズに行うためのレクチャーを図書館員にしなきゃいけないでしょうし。。。大変だ。。。
でも、そうなると貸出の少ない本は、購入されなくなって、良い本を出す出版社や、研究者・作家にとってマイナス面も出てくるかも。。。
アチラを立てれば何とやらですね。

ayaさんのコメント
2014/05/07

図書館で借りた本にありがたみを感じなくなりました。というのは大袈裟な表現ですが無料で本を借りれることってありがたいことなんです。それは貧困層の方々にとってはで、年収400万円以上もらってるとしたら少しは本くらい買えばいいのかなーって思いました。

レビューに書いた構想は貸与権の例外(図書館などでの館内貸出しは、著作権法上は、「貸与」には該当しない)や図書館法を改正するというハードルがあるのと、他には著作権料の管理。これは独立行政法人をつくれば文部科学省の天下り先として喜ばれるでしょうけど。。。
法律の改正とシステムの構築と運用
役人には無理でしょうね

わたしの考えとは少し違うけど佐賀県の武雄市図書館がTSUTAYAを指定管理者として図書館を運営しているけど。。。これもまた問題が。。。

何も考えずに無神経に図書館でタダで本借りて「あーおもしろかった」って読んでたらいいのかな。。。

事を大きく動かすにはそれなりのバイタリティが必要ね
あたしには無いわ(笑)

難しいこと考えないでふつうに本読もー!

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2014/05/10

「役人には無理でしょうね」
管理運営業務は外部委託するでしょうね(今でも実際多くがそのようです)
「これもまた問題が。。。」
当然、起こるべくして起こった感じ。廃棄された図書を思うと無念。。。
「ふつうに本読もー!」
それが一番ですね!

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