輝く日の宮 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2006年6月15日発売)
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本棚登録 : 302
感想 : 49
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源氏物語の幻の章、輝く日の宮はあったのか、をめぐるミステリー仕立ての主題に、主人公の恋愛や様々な文学論をちりばめた、贅沢な作品。章毎に文章のスタイルも変わり、最初はそれが分からなくて戸惑ったが、途中からは一気に読めた。筋の面白さは一級で、特に源氏物語をかじった人ならきっと興味を引かれる内容。いろんな伏線が張り巡らされていて、再読して初めて気付くことも多々ありそうな作品。
(2015.4)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学(現代)
感想投稿日 : 2015年4月17日
読了日 : 2015年4月17日
本棚登録日 : 2015年3月31日

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