野矢茂樹といえば、入試評論文頻出の教授。そんな彼が書いた本。母国語である日本語を改めて学ぶという機会は、私たちにはあまりない。しかし、的確に相手に伝えるための文章や話し方は誰もが身に付けたいもの。この本には、そんなテクニックが紹介されている。ただ技術の提供だけがあるのではなく、実際に問題も掲載されているため自分の苦手な部分が把握しやすい。
テクニック部分は紹介しきれないので、印象に残った言葉を紹介
☆国語力=相手のことを考え、分かってもらえるような言葉に言い換えたり補ったりする力
☆私たちは完全にではないけれども、分かり合える。分かりあおうとする努力、それを支えるのが言葉の力である。言葉の力が不足していると、分かりあおうとするのも大変で、すぐに諦めてしまう。
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- 感想投稿日 : 2017年11月19日
- 読了日 : 2017年11月19日
- 本棚登録日 : 2017年11月19日
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